サービス付き高齢者住宅とは?有料老人ホームとの違いって?

今や日本の高齢者人口率は、世界第1位。

厚生労働省が発表した2016年の日本人の平均寿命は、男性80.98歳、女性87.14歳。男女ともに過去最高を更新しました。また、総務省による統計発表では、総人口に占める65歳以上の高齢者人口は27.7%と、約4人に1人が65歳以上で、こちらも過去最高を更新しております。

そんな超高齢化社会に突入していくにあたり、人生の最後まで安心して暮らせるためのサービスや環境が整った住宅や施設が続々と登場していることをご存知でしょうか。

今回は、サービス付き高齢者住宅と有料老人ホームの違いとは何なのか?を紹介していきます。

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いくらかかるの?費用からみた違い

年金手帳とお金

何よりも一番気にかかる点は、やはり費用だと思います。入居するためには、一体いくらかかるのでしょうか?

費用について説明する前に、「有料老人ホーム」について少し補足しておきます。「有料老人ホーム」には、次の3タイプがあります。1と2は自立から介護を必要とする人まで幅広く受け入れますが、2は介護度が高くなると退去しなければならない施設もあります。また3は、基本的には自立できる高齢者しか入居できず、介護が必要になると退去しなければなりません。

1.介護付き有料老人ホーム

2.住宅型有料老人ホーム

3.健康型有料老人ホーム

どんなに健康に気を付けた暮らしをしても、病気にかかったり、認知症になる可能性をゼロにはできません。ですから、ここで説明する「有料老人ホーム」は、住宅型や健康型は含まず、介護付きのみを指すと前提します。

では、改めて費用面から「サービス付き高齢者住宅」と「有料老人ホーム」の違いをみてみましょう。

「サービス付き高齢者住宅」は、おおむね60歳以上の高齢者が入居できる賃貸物件で、入居する際の初期費用として敷金が必要です。その初期費用に加えて、毎月の見守りや生活相談などのサービス利用料と家賃が発生し、月額の相場は5万円~25万円程度です。但し、介護が必要になった場合は、訪問介護などの外部サービスを個人で手配し、その費用を負担しなければなりません。

一方、「有料老人ホーム」の場合は、施設を利用する権利を購入する入居一時金が初期費用にあたります。この入居一時金はかなり差があり、ゼロから数千万円に上る施設もあります。一概には言えませんが、初期費用は高額である代わりに、月額費用が低めの場合もあります。初期費用以外に発生する月額費用の目安は、10万円~35万円です。

どんなサービスを受けられるの?サービス内容からみた違い

おじいさんを介助する女性

次にサービス内容から「サービス付き高齢者住宅」と「有料老人ホーム」の違いをみてみましょう。

「サービス付き高齢者住宅」は、高齢者が住みやすい環境を整備した”賃貸住宅”で、施設ではありません。主なサービスとして、高齢者生活相談、安否確認や買い物・病院送迎などが挙げられますが、介護や医療の専門スタッフは不在です。将来、介護が必要になった場合は、在宅介護サービスなどを独自に手配しなければなりません。個人の生活を継続できる自由度はありますが、不安要素が残るかもしれません。入居を検討する際には、健康や認知症を患い自立が困難になった場合にどうするかを想定する必要があるでしょう。

「(介護付き)有料老人ホーム」は、介護スタッフが24時間常駐していて、認知症になっても支援が得られます。介護度が高くなっても対応可能な施設も少なくありません。「有料老人ホーム」が初期と月ごとにかかる費用が高いものが多いのですが、入浴や排せつ、食事とその介助、健康管理、一般的な家事など生活支援や介護サービスが定額利用できます。

まとめ

今、このブログを読んでいる貴方が高齢者向け住宅を探し始めた目的は何でしょうか?

ご自身が入居するためという方もあれば、高齢のご両親のためという方もいらっしゃるでしょう。

今の気持ちと、将来の気持ちが同じとは限りません。今は健康でも、今後もそうであるとは言い切れません。

高齢者が安心して暮らせる住宅や施設の一例として、「サービス付き高齢者住宅」と「有料老人ホーム」の違いを説明してきました。安心して暮らせるための住まいや施設の要素は、ひとりひとり違うはずです。入居してから後悔しないように、これはと思う施設や住宅をまずは見学してみて下さい。中には体験入居ができる施設もあります。より理想に近い施設選びに、このブログが少しでもお役に立てば幸いです。

もし、施設への入所を考えているのならば、施設入所の時に必要なものとは!も併せてご覧ください。また、在宅で見守りたい気持ちもある方は、在宅介護と施設介護の違いとは?メリット・デメリットを紹介をご覧ください。

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