【食事介助マニュアル】正しい食事介助の方法とは!?

突然親の介護をする事になり、食事介助を初めてする方にとって、食事介助とはどんなことをするのか、何に気をつければいいのかなんてのは、全くわかりませんよね。

ということで今回は、食事介助の前に確認することを確認した後の、正しい食事介助の方法についてマニュアルを紹介していきます。

広告
広告

正しい食事介助の方法とは?

食事補助グッズ

『食事介助方法のマニュアル』といっても、食事介助を必要とする高齢者は、その人その人によって状態が違うため食事介助の方法も変わってきます。

その高齢者ができることまで介護してしまう事を『過剰介護』と言い、『過剰介護』をしてしまうと高齢者は自分自身で何かする必要がなくなり、筋力が低下したり、本来できたはずの行為ができなくなってしまいます。

例えば、時間はかかるけどスプーンを持って自分で食べることのできる高齢者の場合などは、できるだけ高齢者自身で食事を行ってもらうようにしましょう。
高齢者が自分で食事を行いやすくする為に、グリップ部分が滑りにくく、すくいやすい工夫がされている自助食器などもあります。

例えば、食事拒否をしていて食事介助が困難な方には、

・【食事拒否】高齢者がご飯を食べてくれない理由とは?

・食事拒否!高齢者がご飯を食べてくれない原因と対策8選

でも紹介しているように、食事拒否する理由や対策などを調べてアプローチの方法を考えてから食事介助を始める必要があります。

正しい食事介助の方法を見て一概に全てを介助してしまうのではなく、その人その人にあわせて、適切な程度の食事介助をしていく事が大切なのです。

献立の説明

では正しい食事介助の方法を紹介させていただきます。

まずは献立の説明をしましょう。

『見ればわかる』と言いたくなるかもしれませんが、障害によっては食事を見ているようで理解できていない場合もあります。

理解できていない食べ物を口に入れられるのは、だれでも怖いことですよね。

今から食べる物を理解してもらう為にも、食事介助は口に運ぶ献立をきちんと説明しながら行いましょう。

水分をとってもらいましょう

茶碗に入った緑茶

私達でもパンやバームクーヘンのようなパサパサしたものを食べる時は、口の中に張り付いてしまったり、飲み込むのが大変なことがありますよね。

唾液の量が少なくなっている高齢者にとっては、口の中が乾いた状態で食事介助をされると同じような状態になってしまい、なかなかうまく食べ進めることができません。

食事介助の始めにお茶を飲んでもらうなどの方法をとって、口の中を潤った状態にしておきましょう。

食べたい物を聞きながら食べてもらう

おかずが食べたいタイミングでご飯を食べさせられたり、同じおかずばかり食べさせられる食事介助の方法では、誰だって食欲が無くなってしまいますよね。

同じ献立でもどれから食べたいかは人それぞれ。

会話のきっかけにもなりますし、高齢者自身に食べたい物を選んでもらいながら食事介助をして、楽しく食事をしてもらいましょう。

一口の量はスプーン1杯程度から。

スプーン

高齢者にとっての正しい一口の量もその方によって違ってきますが、正しい一口の量は一回の飲み込みで飲み込みやすい量です。

一回の飲み込みで飲み込みやすい量を調べる方法としては、まずはスプーン1杯程度から食事介助を試してみましょう。
もし口の中に残るようであれば徐々に少なくしていって、1口で飲み込める量を確かめていくと良いですね。

一口の量が多すぎると、口の中に食べ物が残ってしまい、それを吸い込んで誤嚥してしまう場合も。
一口の量が少ないと、口の中に入っていることに気が付かずに呼吸と一緒にすい込むことで誤嚥する場合も。

もちろんどちらの場合も飲み込みにくいのには変わりないので、できるだけはやく正しい一口量を発見しましょう!

食事を口に運ぶ正しいタイミング

食事介助の方法でよく質問されるのが食事を口に運ぶ正しいタイミング。

当たり前のことのようですが、人は常に『息をすって息をはく』を繰り返しています。

しかしながら息を止めないと飲み込んだ食事が気管に入り込んでしまうため、人は『息を止めて、飲み込んで、息をはく』というペースで食事をしているのです。

というわけで食事を口に運ぶタイミングとしては、息を止めて飲み込む事が困難そうな、息を吸いきった時や息を吐ききった時などを避ければ大丈夫です。

呼吸の様子を観察しながら、合間合間に食事を口に運べると良いですね。

次の一口を運ぶ正しいタイミング

おじいさんに食事介助をする女性

次の一口を運ぶ正しいタイミングとしては、飲み込み終わって一呼吸してもらってから食事を運ぶと良いでしょう。

飲み込み終わったタイミングを調べる方法としては、

食事介助の最中は、高齢者の喉仏(のどぼとけ)の位置をよく観察しておけば、飲み込む瞬間に上下に大きく動くため飲み込んだタイミングがわかります。

飲み込んだはずなのに口を開かずもごもごしている場合は、まだ口の中に食べ物が残っている可能性があるので、飲み込むのを待ってからの方が良いですね。

汁物のとろみ具合を確認

飲み込む力が弱くなっている高齢者にとって、お茶や汁物などの水分は流動性が高いため、飲み込んだ際に気管に入ってしまいやすいです。

食事介助中に汁物などでむせてしまった場合は、とろみをつけてその都度飲み込みやすいように調整する方法をとりましょう。

とろみをつけすぎてどろ~り粘着性が強くなりすぎると、のどにつまる恐れもでてくるの使用方法や使用量はきちんと確認して使ってくださいね!

汁にとかすだけのとろみ剤などが市販されているため参考にどうぞ。

食事介助中に窒息した場合

食事を喉に詰まらせて青ざめるおじいさん

どれだけ慎重に正しい食事介助を行っていたとしても、高齢者だって人間。

むせてしまうこともあれば食べ物を喉に詰まらせることだってあります。

食事中の高齢者が誤嚥し、窒息した場合の対応は!?でも紹介していますが、

そんな時は、

1.口の中を確認して指で取り除けそうなら取り除く。
2.背部をタッピングして、咳と共に出してもらう。
3.ハイムリッヒ法で腹部を圧迫して出してもらう。

などの対処をしてみましょう。

もちろん、対処しきれないような場合は救急車を呼ぶこともお忘れなく!

まとめ

正しい食事介助の方法マニュアル、いかがでしたでしょうか。

食事介助をされる側の高齢者にとって『食事介助の正しい方法がわからない!』なんて不安そうに手助けしてくる介護士ほど怖いものはないと思います。

マニュアルをしっかりと頭に叩き込み、正しい食事介助の方法をして、安心して食事してもらえると良いですね。また、食事後の口腔ケアの方法も良ければご覧ください。

当サイトは在宅介護での悩む方の助けに少しでもなれればとの思いから立ち上げています。当サイト内の記事を読んでも解決しない在宅介護の不安や悩みなどありましたら、コメントくださればその対策や対処方法をどんどん記事にしていきます!

いつでもコメントお待ちしております!

最後まで閲覧ありがとうございました!

投稿者プロフィール

かめしめ
かめしめ
いつも閲覧ありがとうございます。

介護福祉士歴6年目。
介護の専門学校を卒業し、現役で介護施設に勤務しています。

ライター歴5年目。
主に雑記記事やまとめ記事をブログで投稿をさせて頂いています。

私の介護の知識が、在宅介護で困っている方達の助けに少しでもなれればと思います。
広告
広告
トップへ戻る