【金銭】訪問介護では要注意!お金を巡る事件3選と予防策とは

訪問介護は、介護を必要とする1人暮らしの高齢者にとって、まさに頼みの綱と言えます。ですが高齢者からの需要と善意を悪用するヘルパーや業者がいるのも事実です。

そこで、被害に合わないために、また、少しでも安心して訪問介護のサービスを受けられるために、過去に訪問介護で起きたお金を巡る事件と、その予防策を紹介していきます。

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印鑑窃盗容疑で介護士逮捕

年季の入った家が並ぶ

2013年に和歌山県で起こった事件。92歳の認知症の女性宅に訪問介護員としてサービスを行っていた49歳の男性が、女性宅から印鑑と通帳を盗んだとして、窃盗の疑いで逮捕されました。

男性は通帳から、数回にわたり女性の預金を「買い物代が足りない」と騙して引き出し、その総額は1千万円近くに。

同居している親族が通帳が無くなっているのに気づき事件が発覚。

男性は2012年から女性宅を訪れ、掃除や身の回りの世話をしていたという事です。男性は容疑を認め、警察の調べに対し「最初は出来心だった。ばれなかったので数回やった」と話しているそうです。

予防策

お金の事件に巻き込まれないための基本はお金が関係する内容をなるべく頼まないことです。

しかし、今回のように、買い物が必要だけれど自分では困難な場合、どうしても金銭の管理をお願いする必要が出てくるかと思います。そのため、周りの方が金銭を把握しておくことがとても重要になります。
ただ、「近所に親族がいなくて定期的な金銭の把握は困難・・・」といった場合は、大切なものが保管されている範囲を映せる防犯カメラを設置しておくのも良いでしょう。

「なんだか疑ってるみたいで嫌だ」という方は、「以前泥棒に入られたことがあるから対策として設置してます」と説明して頂ければ、全く問題ないでしょう。

また、防犯カメラを見える位置に設置する場合、「設置している場所=大事な物が保管」とならないために、安価なダミーカメラをいくつか設置しておくのも良いかと思います。

また、欲しい商品を簡単に手に入れることができるネットスーパーで買い物を済ませるのも1つの手です。

現金詐欺で元ヘルパー逮捕

2006年に岩手県で起こった詐欺事件。

現金詐欺の容疑で元ヘルパーの男性が逮捕されました。男性は2006年8月8日と16日、訪問先の利用者女性から頼まれたように装い女性の定額預金を解約。

不正に作った委任状等を利用して、2回にわたり90万円を引き出しました。預金通帳のある場所は女性が入浴しているすきに調べたとされています。

男性職員には多額の住宅ローンや教育ローンがあり、だまし取った金はそれに充てたと取り調べにて話しているということです。

予防策

いくら信頼できているヘルパーだとしても、預金通帳や現金を引き出せるカードなどを自宅で保管する場合は、互いのためにもしっかりと隠すようにしましょう。
(タンスの中や神棚よりかは、何かの裏側に貼るなどして隠す方が、場所によっては気付かれないこともあります)

また、先ほどの事件の予防策と同じですが、ダミーの防犯カメラなどを設置しておくだけでも、窃盗被害の予防に繋がるでしょう。

認知症の女性から5500万円をだまし取る

2004年岩手県での認知症の女性を狙った準詐欺事件。

2002年から訪問介護員として82歳女性の家を訪問していた57歳女性ヘルパーは、女性の認知症の進行による著しい財産管理能力低下を利用し、定期預金を解約し計5500万円もの現金を自分の口座に送金させるなどしてだまし取った疑い。

ヘルパーの女性には懲役7年の実刑判決と5500万円の全額支払い命令が出されました。最初女性ヘルパーは「女性は認知症ではなく、金はもらったもの」と主張していたそうです。

予防策

このように財産管理能力低下した人を利用した事件の場合、防ぐことがとても困難になります。

振り込め詐欺やオレオレ詐欺など・・・高齢者を狙った詐欺は巧妙になりつつあります。相手の顔が見えない電話でさえ、相手を信用して金銭を振り込んでしまうにも関わらず、対面で常に身の回りの世話をしてくれる方が詐欺の技術を会得していた場合、高齢者がその手口から逃れるのは相当困難になります。

そのため、トラブルを避けるために!自分に合った訪問介護事業所の選び方を参考に、まずは信頼できる事業所を選ぶことが必須条件になります。

続いては、周りの方が現在の金銭をできるだけ把握しておき、定期的に異常がないかを確認した方が良いです。

「あの人は信頼できるから大丈夫」ではありません。詐欺師は人の心を操る才能を持っています。盗られてからでは遅いのです。

「カメラや録音機器の設置はやらしい」と考えてしまう方は、次のように考え方を変えてみましょう。

認知症を患う高齢者は「金銭を盗られた」や「暴力を振るわれた」という方も少なくありません。そのためカメラを設置するのは、悪意を持つ訪問介護のヘルパーから身を守るだけでなく、善意のヘルパーさんを守るための証拠にもなるのです。

悪事を働く人から言わせればカメラは有害ですが、悪事を働かせない人から言わせればカメラはほとんど無害です。「トラブルになるのを避ける」ためにも、必要に応じてカメラなどの設置を検討しましょう。

訪問介護関連の情報として

【あ然】訪問介護で実際に起きたトラブルから学ぶ予防策とは!

【訪問介護を始める前に】訪問介護で起きた問題と対処法を紹介!

【ストレス!】近所に知られずに訪問介護を利用する方法とは

実際に訪問介護サービスを利用してみた私の感想!

なども役に立つかと思います!

ケアマネージャーに相談する際にも、不安な所があればしっかりと伝えていけると良いですね!

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