在宅介護の費用が心配!年金だけでまかなえる?

皆さん一生懸命に働き、老後に備えて年金や介護保険料を支払っていらっしゃることかと思います。

しかし、実際に介護が必要となり、在宅介護を受けることとなった場合に、費用はいくらかかるのか?また、どれ程の介護を受けることができるのか?を調べている方は少ないかと思います。

そこで、この記事では、年金の平均受給額や在宅介護の平均費用などから、在宅介護を年金だけでまかなうことはできるのか?について調べてみましたので、将来設計の参考にしてみてください。

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年金は平均でいくらもらえる?

年金手帳を持つおばあさん

まずは老後の主な収入源となる年金ですが、一体いくらぐらい貰えるのか。

平成27年度の厚生労働省の発表によると、

・厚生年金の受給額平均は男性で月額166,120円、女性で102,131円
・国民年金の受給額平均は男性で月額58,780円、女性で52,339円

一般的な家庭で旦那が厚生年金、妻が国民年金と仮定すると、166,120円+52,339円=218,459円の年金が貰えることになります。

介護保険の費用はいくらくらい?

介護保険は単位制となっており、地域差や加算制度、所得による負担率分類などもあり、とても複雑に計算されます。そのため、ここでは基本となる1単位10円で1割負担での費用を紹介してみます。

在宅介護で一番ポピュラーなサービスと言うと訪問介護、いわゆるホームヘルパーですね。

ホームヘルパーは、20分未満の身体介護では一回につき165円で、夜間となると206円になります。
また、ゆくゆく必要不可欠となってくるものとしてはレンタルベッドでしょうか。機能によって差は出てくるのですが、大体月額10,000円程度で借りることができます。

在宅介護のサービスとしては、他には訪問入浴介護、訪問介護、訪問リハビリテーション、通所介護、通所リハビリテーション、短期入所サービスなどがあり、これらを組み合わせて在宅での生活を支えていきます。

在宅介護に平均でどれくらいの費用を支払う?

おじいさんを介助する女性

「公益財団法人 家計経済研究所」が実施している調査では、1ヵ月あたりの在宅介護にかかる費用は平均で約7万円とのこと。

状態 費用(月)
要支援1 2.8万円
要支援2 3.4万円
要介護1 5.4万円
要介護2 7.7万円
要介護3 7.2万円
要介護4 10.1万円
要介護5 10.7万円
全体平均 6.9万円

出典元:公益財団法人 家計経済研究所(http://www.kakeiken.or.jp/jp/research/kaigo2013/result1.html)より表を作成

上記の金額は、ホームヘルパーなどの介護サービスにかかる費用だけでなく、おむつや医療費などの介護サービス以外の費用も含んでおります。

介護保険だけでどこまで在宅生活ができる?

入ってくるお金と出ていくお金の平均が分かったところで、介護が必要となったとき、年金でどの程度生活ができるのか?を見ていきましょう。

旦那が厚生年金、妻が国民年金を貰っていると仮定した場合で、どちらかが要介護3と認定されたとします。

その場合、

貰える額:21.8万円

介護費用:7.2万円

合計で14.6万円が介護以外の費用で使用できることになります。

「意外と多い」と思うかもしれませんが、残り14.6万円の中で、食費を含む生活費をやりくりする必要があるわけです。生活できないわけではありませんが、余暇を楽しむための十分な金額があるとまでは、言えないかと思います。

まとめ

今や日本は超高齢化社会。

このまま高齢化社会が続けば、年金の受給金額が減ることは十分考えられますし、介護サービスなどの費用が増える(国の保障が減る)可能性だってあります。

将来のことを考え、少し多めに貯蓄しておくのも、安心できる未来のためには必要なことかもしれません。

皆さんの将来設計のために、少しでもお力になれたのであれば幸いです。

よければ、お金の問題だけじゃない!超高齢化社会で起きる困りごととは?の記事もご覧ください。

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