【ケアプランとは】変更してほしい時はどうすればいいの?

突然ですが、ケアマネージャーが作成してくれたケアプランは高齢者本人、ご家族の意向がきちんと反映されていますか?

在宅介護での悩みや本音をしっかりと話せずに、ケアマネージャーが提案した通りのケアプランができてしまっていて、本当は我慢していませんか?

今回は在宅介護には付き物のケアプランとは一体どういうものなのか、ケアプランを変更してほしい時はどうすればいいのか、などを紹介していきます!

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そもそもケアプランとは一体何?

おじいさんに説明する女性

ケアプランとは簡単に説明させていただくと、要介護(要支援含む)認定を受けている方が介護保険サービスを利用するにあたって、ケアマネージャーが作成する介護の計画書です。

ケアマネージャーが高齢者本人やご家族に、今後の生活に対しての目標、困っていること、どういう介護を必要としているのかなどを確認した上で、今後どのような介護サービスを利用して生活していくのかをまとめた計画書になります。

基本は高齢者本人のために作成されているものなので、高齢者自身の意向が重要になってきますが、高齢者本人の状態によってはご家族の意向を重視して作成されることもあります。

要介護認定を受けている方は介護保険サービスを原則1割負担(もしくは2割負担か3割負担)でうけられますが、1月あたりの介護サービスの利用限度額が要介護度ごとに決められているため、計画的に介護保険サービスを利用する必要があります。そういった意味でもケアマネージャーと綿密な相談の元作成したケアプランがとても重要になってくるのです。

なかなかイメージがつかないと思うので、次はケアプランがどうやって決まっていくのか、ケアプランの一例を紹介していきますね。

ケアプランの一例

高齢者Aさん=要介護1/男性/80歳/高齢により下肢筋力低下あり、認知症なし

高齢により歩行力が落ちてしまっています。
室内の移動はできますが、外出時は付き添いがないとフラフラしていて危険です。

本当は自分で買い物に行きたいという気持ちがありますが、転んでしまう恐怖心から外出の機会が段々と減っている方です。

そこで担当のケアマネージャーから外出、リハビリが行えるということで、デイサービスの利用を勧められました。以下がケアマネージャーが作成したケアプラン(介護計画書)の内容です。

【ケアプラン内容】
月・水・金 デイサービスにて機能訓練を行う(通所介護)

Aさん自身も「自分で買い物に行けるように頑張ります。」と納得されており、こうしてAさんのケアプランが無事決定しました。

ケアプランを変更したい!変更してほしい!

しかしながらケアプランを実施した結果は悲惨なもの。
しばらくしてすぐに、Aさんはデイサービスに行かなくなってしまいました。

なぜなら外出の機会を増やせるようにするためのデイサービス利用でしたが、
沢山の高齢者が通うデイサービスの機能訓練では、車イスの方でも行えるような上半身中心の体操がメインで実施されていたため、下肢筋力低下が気になるAさんにとっては、効果を実感できなかったようです。

そのため、Aさんとしては通う気になれず、すぐに家にいるだけの生活に戻ってしまいました。

となってくるとここで問題なのが『月・水・金 デイサービスにて機能訓練を行う』と決定したケアプラン内容。

ケアプラン内容通りに生活はしていないため、ケアプランの変更をする必要が。でもケアプラン内容をどうやって変更していいか、わかりませんよね。

そんな時はなるべくはやくケアマネージャーに連絡をしましょう。そしてケアプランがうまく行かなかった旨や、ケアプランを変更してほしいことをしっかりと伝えましょう。

ケアプランを変更してもらうと

基本的にケアプランの変更をしたい場合はケアマネージャーに相談すれば、再び高齢者本人やご家族と相談のもとケアプランを作り変えてくれます。

ケアプランを変更するのは全くもって悪いことではありません。

日常生活に介護が必要になった時、デイサービスの利用を勧められるのは普通の流れのように感じるかもしれませんが、高齢者によっては今回のように合わない場合だってありえます。

高齢者やご家族の要望に沿ったケアプランに変更することで、個別性を重視したより豊かな生活を送れるケアプランが完成していくのですから、内容の変更してほしいと思う内容があればどんどん相談していくべきです。

今回の事例の高齢者Aさんの場合、以下のようなケアプラン内容に変更してもらいました。

【ケアプラン内容】
月・金 理学療法士と一緒に外での歩行訓練、買い物同行(訪問リハビリ)

買い物同行は介護ヘルパーの方が行う場合が多いですが、ここではあえて訪問リハビリで導入させていただき、『理学療法士と一緒に買い物に行くこと』を機能訓練として実施していきました。

高齢者Aさんは下肢筋力の低下はありましたが上半身の動きには問題がなかった為、歩行訓練を中心とした機能訓練にケアプラン内容を変更しています。

同時に、日課であった買い物を機能訓練として再開することで、Aさん自身の生活の質の向上も図りました。

今ではもう一軒遠くのスーパーまで歩いていけることを目標に頑張ってくれています。

ケアプランはいつでも変更できます

体操するおばあさん

ケアマネージャーに一度作ってもらったケアプランをずっと続けなければいけないと思っていませんか?

ケアプランはその時に必要な介護支援を計画するもので、介護支援が必要になれば追加、必要がなくなれば中止にすることもあります。

もちろん、変更回数も決められていません。

人それぞれできること、できないこと、悩みも全て違ってきます。高齢者とひとくくりにしてしまい皆を同じケアプランで実施していては介護はうまくいきません。

もしあなたが今、ケアプランを変更したいと思っているのであれば、まずはケアマネージャーへその事を伝えてみましょう!きっと道が開けるはずです!

まとめ

今回はケアプランを変更したいときにどうすればいいのかを紹介させていただきました。

ケアプランを変更したい場合は、変更したい理由をそえてケアマネージャーに相談すれば変更する事ができます。

「ケアプランを変更したい」とケアマネージャーに伝えるのに勇気がいるかもしれませんが、伝えなくては高齢者本人やご家族の介護負担が増える一方です。

ケアプランをよりよいものに、より個別性の重視された内容に変更してもらうことで、介護の負担を軽減し、少子高齢化の日本を皆で協力して乗り越えていきましょう!

最後まで閲覧ありがとうございました!

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