適切な杖の選び方と安心できる杖歩行の介助方法を紹介!

高齢になると足腰が弱くなるため、歩行時に転倒する危険が高まります。そこで、転倒を防ぐため、杖を使用している方を町でも多く見かけるかと思います。

今回は、そんな歩行介助のために必需品ともいえる杖に対し、どういった種類があり、どう選べば適切な杖を手に入れられるのか?また、杖を使った安全な歩行介助の方法とは何か?などを紹介していきます。

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適切な杖選びのための2つのポイントとは

杖

杖はどんな物でも良いわけではありません。杖を必要とする方の身長や腰の曲がり方など、人それぞれ適切な杖が存在するのです。

長さは適切か?

「 適切な杖の長さ = 身長 × 0.5 + 2~3 」

上記の式は、一般的に適切な長さと言われているものです。

例えば、筆者の身長は170cmであるため、87cm~88cm(170×0.5+2~3)が適切な杖の長さと言えるでしょう。

しかし、あくまで上記の式は一般的な長さを測るためであり、腰が曲がっていたり、その他の事情がある場合は、楽な姿勢と感じる長さを優先した方が良いでしょう。

種類は適切か?

「杖に種類何てあるの?」と思うかもしれませんが、実は、あります。

多くの人が杖と言われて思い浮かべるのが、一本杖と呼ばれる種類かと思います。腕の力で身体を支えることができるため、歩行時の負担を軽減できる、シンプルな杖です。

続いて、四点杖と呼ばれる種類もあります。四点杖というのは、その名の通り、足が四点で支えられているため、一本杖よりもバランスをとりやすく、立ち座りも安定して行うことができます。

適切な杖を選ぶためには、現在、どういった機能が低下しており、どういった支えを必要としているのか?を十分に考えるようにしましょう。近くに杖の専門店がある場合は、身体状況や歩行状態を相談して、身体に合った杖を選んでもらいましょう。

杖の歩行介助の基本

おばあさんの手を持って歩行介助する女性

介助する人の立ち位置

介助者は立つ位置に気をつけましょう!

歩行の妨げになってはいけませんし、すぐに支えることができなくてはなりません。杖を持っていない側のななめ後ろに立って、杖のない方向に倒れてしまわないように注意します。

フラつきがある人の歩行介助は、歩行の妨げにならない程度で、できる限り近くに立ち、バランスがくずれた時などにすぐ支えられるよう、介助される人の脇と腰に手を添えておきます。フラつきの強い人の場合は、あまり好ましいことではありませんが、常にズボンのウエスト後ろをつかんでおくことも、転倒防止として1つの手段になります。

補足になりますが、身体に麻痺がある人を介助する際は、麻痺のある側に立つこと。
手すりを使用する際は、手すりの反対側に立つことが基本となります。

歩行時の注意点

歩く時は、介助される人の速度に合わせましょう。決して、介助する人のペースで引っぱってはいけません。

平らな所では、3点歩行と言って、杖、2患側、3健側の順で歩くことが基本となります。

階段を昇る時は、1杖、2健側、3患側の順番となり、介助する人は介助される人より一段下に降りて、常に患側のななめ後ろに立ちます。
階段を降りる時は、1杖、2患側、3健側の順番となり、介助する人は介助される人より一段下に降りて、常に患側のななめ前に立つようにします。

手すりがある場合は、杖を手すりに持ち替えて登り降りしたほうが、安定することもあります。介助される人が歩きやすいと感じる方法を選ぶと良いでしょう。

以上の動作を踏まえて、何度も練習したうえで、危険のないように杖を使用した歩行介助を実践してみてください。

まとめ

適切な杖の選び方から、杖を使用した歩行介助の方法などを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

身体に合わない杖を使ったり、介助される人からみて恐怖感の強い歩行介助の場合、歩く意欲を失うことに繋がりかねません。

自らの足で歩くことは、肉体的な健康だけでなく、精神的な健康のためにも非常に効果が高いと思われます。余生を楽しく過ごしてもらうためにも、違和感のない”歩き”をして頂きましょう!

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