窒息や誤嚥を防ぐ!食事介助の前に確認しておく4つのこと

窒息や誤嚥とは、命にもかかわってくる、とても危険な症状です。

しかし、食事介助の前に確認するポイントをしっかりと抑えておくことで、窒息や誤嚥はある程度防ぐことができます。

では、食事介助の前にどういったポイントをどのように確認すればいいのか?食事介助に関わる悩みの解決につながるような簡単な手法を紹介していきます!

次記事:

【食事介助マニュアル】正しい食事介助の方法とは!?

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正しい食事姿勢の確認

食事の姿勢を正しく保つことは、飲み込んだ食べ物が食道をスムーズに通り抜けやすくなり、窒息や誤嚥性肺炎などを防ぐ事につながります。食事の前に必ず確認してください。

いくつかのポイントを紹介します。

足が床についているか

床に足をつけて座る

しっかりと足を床につけることで体に力を入れることができ、飲み込みやすくなります。

体は真っ直ぐか

背筋を伸ばして座る

体をまっすぐに保つ事で、食べたものがスムーズに食道を通り易くなります。試しに自分の上半身を傾けて食事をしてみるとよくわかるかと思います。

あごはひいているか

あごをひく男性

人は気管が前、食道が後ろにあり、上を向くと前側にある気管の入り口が開きます。なので上を向いて食事をすると、食べたものが気管に入ってしまい窒息や誤嚥性肺炎などにつながります。あごをひいてもらい、食事介助をするようにしましょう。

意識レベルの確認

肩を軽く揺らして意識レベルを確認する

意識がはっきりしていない、もしくは食事だと理解していない状態で食事をしても、うまく飲み込むことができずに誤嚥の危険を高めます。意識がはっきりしているかどうか、食事の前に確認しましょう。

食事だと理解していないなと感じたら、食事の声かけをしてみたり肩をたたいてみるなどして、意識が覚醒してる事を確認してから食事介助を始めましょう。

食事形態の確認

色とりどりの食事

その方が食べられる食事形態なのかという点をチェックしましょう。

高齢者は歯やあごの力が弱くなっている為、硬い食べ物や噛み切れない食事などはうまく飲み込めない方が多いです。
そういった方には、刻んだ食事やミキサーを使用した食事を用意しましょう。

参考記事:高齢者の食事形態とその理由!

食事介助前にしておくこと

食事前の確認を済ませたら、実際に食事介助を始める直前に、行っておくべきことを紹介していきます。

トイレはすましておく

ユニバーサルデザインのトイレ

高齢者は排泄の間隔が近くなりがち。

食事介助中にトイレに行く事になると、食事を中止しなくてはいけませんし、排泄することに意識がいってしまい『食事はもういらない』となってしまう可能性も。

排泄はできるだけ、食事の直前に済ましておけると良いですね。

口の中にうるおいを与える

茶碗に入った緑茶

口の中が乾いている状態で食事をして口の中に食べ物がくっついた経験ありませんか?一般的な場合は唾液で流し込む事が出来ますが、高齢者は唾液の量が少なくなっており、そこから窒息に繋がってしまいます。

食事直前に、お茶を一口飲んで口の中をうるおしてもらいましょう。

食事前に時間があれば、口腔体操や耳下腺マッサージなどで唾液の分泌を促しておくのも良いでしょう。

参考記事:耳下腺をマッサージしてみよう

入れ歯の確認

入れ歯を洗うおじいさん

歯がない状態ではいつものような食事は噛み切ることができず、そのまま飲み込む事になってしまい、窒息につながります。

入れ歯は高齢者自身でもはずすことができるため、入れ歯が装着されているかは、必ず食事の直前に確認しましょう。

エプロンをつけてもらう

エプロン

食事介助中は高齢者がむせたり、食事をこぼしてしまったりと、何かと服が汚れてしまいがち。

着替える負担をかけなくていいように、エプロンをつけてもらいましょう。

手の消毒をする

アルコールで手を消毒する

手についた菌によって様々な病気にかかることはよく知られていますよね。『食事の前は手を洗いましょう』とはよく言うものの、室内から出ていない高齢者に対しては忘れがち。

手を洗えない高齢者の場合は、消毒のスプレーなどを使って消毒するようにしましょう。

TVやラジオなどは消しておきましょう。

テレビを見るおばあさん

TVやラジオがついていると、そちらに気がいってしまいうまく食事が進まない高齢者は多いです。食事に集中してもらうためにも、TVやラジオは消しておくようにしましょう。

まとめ

食事とは、生きていくのに必要な栄養を取る為に欠かせない行為です。

しかしながら介護が必要な高齢者にとっての食事は、窒息や誤嚥といった死に繋がる危険と常に隣り合わせ。

・姿勢の確認
・食事形態の確認
・意識レベルの確認
・食事直前の準備

など、介護する側が食事前にしっかりと確認して、食事を安全に食べてもらえるような環境を用意できると良いですね。

食事介助の後は、口腔ケアも忘れずに行いましょうね!

当サイトは在宅介護での悩む方の助けに少しでもなれればとの思いから立ち上げています。当サイト内の記事を読んでも解決しない食事介助の不安や悩みなどありましたらいつでもコメントくだされば幸いです!

最後まで閲覧ありがとうございました!

投稿者プロフィール

かめしめ
かめしめ
いつも閲覧ありがとうございます。

介護福祉士歴6年目。
介護の専門学校を卒業し、現役で介護施設に勤務しています。

ライター歴5年目。
主に雑記記事やまとめ記事をブログで投稿をさせて頂いています。

私の介護の知識が、在宅介護で困っている方達の助けに少しでもなれればと思います。
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