【週2回!?】高齢者の適切なお風呂の頻度ってどれくらい?

突然ですが、高齢者のお風呂の頻度は平均どれくらいか知っていますか?

若い人だと、お風呂の頻度なんて特に考えずに毎日入浴しているお風呂ですが、実は高齢者は、毎日お風呂に入らないという方が多いのです!

今回は高齢者の身体の特徴と共に、適切な高齢者の入浴回数を考えてみましたので、参考にしてください。

広告
広告

高齢者の入浴頻度

おじいさんの背中を洗うおばあさん

先に結論から書くと、高齢者の入浴頻度は平均週2~3回程度となります。

では、理由を見ていきましょう。

介護施設での高齢者の入浴回数とは?

老人保健施設や特別養護老人ホームなど、多くの介護施設では入浴回数は週2回としています。

人員的な面での理由もありますが、高齢者の皮膚状態などを考えた時に、毎日入ることが高齢者にとって適切なのか?という身体的な面から、多くの高齢者にとって皮膚トラブルなどが発生せずに快適に過ごせる入浴頻度として週2~3回で設定しているのです。

自宅での高齢者の入浴回数とは?

各家庭によってバラツキはありますが、一人暮らしの場合は大体週3回程度ではないでしょうか。

筆者は祖父と一緒に暮らしていますが、祖父は1日おきに入れば良いというスタイルの入浴回数です。

祖父に「なんで毎日お風呂に入らないの?」と聞いたことがありますが、「毎日入る必要がどこにあるんだ?たいして動かないから汗はかかないし、何かして汚れるようなことをしたわけでもない。もったいないじゃないか。」と言ってました。

高齢者の中でも戦争を経験されている方は、自分のためだけにお風呂を毎日沸かして入るなんてもったいないと考える人も多いようですね。

高齢者が毎日お風呂に入らない理由

情報を探す探偵

毎日お風呂に入らない高齢者が多い理由として、以下の事もあげられます。

心臓病や高血圧などの病気

高齢者は何らかの病気を患っている場合が多く、日常生活に制限があることも。

特に高血圧の方や、心臓が悪い方の入浴は注意しないといけません。

入浴中に血圧が上がって意識が・・・。なんて事だって十分ありえます。

そういった高齢者は「大変だから、今日はお風呂に入らないでいいや」となってしまったり、心臓への負担を考えてお風呂の頻度を調節したりしています。

毎日の入浴は若い人達にとっては自然に行えることですが、高齢になるにつれ負担の高まる行動となってしまうのです。

皮膚の乾燥を気にして

高齢者はもともと体内の水分量が減少しているため、肌は乾燥している場合が多く、酷い方だと、保湿クリームを普段から塗っているにも関わらず、粉をふくほど乾燥している方も…。

こういった高齢者にとって、毎日石鹸で身体を洗うという事は皮膚の乾燥を悪化させる原因になりかねません。

私達でも皮膚の乾燥が悪化すると、かゆみが発生し、爪でかいたりしてしまいますよね。

しかしながら、高齢者の肌はとても弱っているため、爪を立ててかいてみたら皮膚剥離して出血。なんてことも考えられるので、かゆくてもかくにかけません。そんなことになるぐらいであれば、お風呂に入るのはやめとこう。となってしまうわけですね。

身体の汚れ具合

汗をかくと身体が汚れるから毎日入った方が良いのでは…。と思うかもしれませんが、高齢者は体温調節機能が低下してくるため、汗をかきにくくなります。

それに加え、家に引きこもる生活が多いと、お風呂に入らず、蒸しタオルで身体を拭く程度で良いやといった感覚になってしまいます。

身体の汚れの事だけで考えると、入浴回数は週2~3回程度で十分。となってしまうわけですね。

一人暮らしをしている高齢者の中には、乾布摩擦のようなことを毎日するだけで、週1回程度しかお風呂に入らない人もいるようです。

入浴の様子を見て入浴回数を調整する

お風呂介助を受けるおじいさん

入浴介助をする時に、以下のことを気をつけて観察してみましょう。

・入浴の時間
・顔色
・意識レベル
・全身の様子
・その後の体調変化

もしこれらの中のどれかに異常だと感じる点があれば、入浴時間や入浴回数を減らした方がよいでしょう。

例えば、浴槽に1時間入って、顔も全身も真っ赤、意識は朦朧、入浴後は吐き気を訴える。

『さぁ!明日も同じように入りましょう!』とはならないですよね。

その方に合った頻度の入浴回数を

お風呂で背中を洗ってもらうおじいさん

入浴の頻度は週2~3回程度で良いと書きましたが、入浴は私達もそうですが、リラックスしたり、一日のストレスを発散する場になったりしますよね。
健康上問題のない高齢者であれば若い人達と同じように、自分でお風呂の回数を決めて入ってもらって問題ないかと思います。

高齢者の特徴や入浴時のリスクを踏まえ、その方に見合った入浴回数や、入浴方法を実施していきましょう。

持病がある方は、係りつけの医師に相談する事をお勧めします。

又、自宅での入浴が困難であったり、危険が伴うような場合には、デイサービスや訪問サービス等でのお風呂を、週2回~3回程度の回数で入浴するのも良いでしょう。

冬場など、足が冷えたりする場合はバケツにお湯を張って身体を温める、足湯のようなものも効果的です。

高齢者の入浴回数に、必ず〇回入らなければいけないという決まりはありませんので、身体の状況を考慮した入浴を実施しましょう。

この記事を読んだ方にはこちらの記事もオススメです!

在宅介護でお風呂介助!絶対に気をつけるべき注意点とは?

高齢者に多い体のむくみ。不調のサインを見逃さないで!

家族だけで介護は出来る?抑えるべき確認のポイントを紹介!

広告
広告
トップへ戻る